カツアゲ

何とか入国審査を突破して、荷物を受け取って空港を出ようとしたその時、いきなり現地のフィリピン人に声をかけられた。

『それはお前の荷物ではない』

そう言われて？？？となったがたどたどしい英語でこれは僕の荷物ですと答えるが

『それはお前の荷物ではない』

と繰り返されるばかり、

自分のパスポートの名前と荷物に記入した自分の名前を見せると

『その荷物には危険なものが入っている』

と言われだんだんイライラしてきた僕は荷物を出し

『これのどこが危険なんだよ！！』

と返すと

『ちょっと待っとけ、オレが係員に話しといてやる』

と話、15分くらい待たされた後

『オレが話をつけてきてやった。行っていいぞ』

と言われ行こうとすると

『話つけてやったんだからお金を払え。払わないと警察呼ぶ』

と脅しをかけてきた

初めてのことだったため焦った僕はしぶしぶ

『いくら？』

と聞くと

『５ペソ（約１3円）』と

当時僕はお金を両替したばかりなので５００ペソ（約１３００円）と１０００ペソ（約2600円）札しかもっていなかった

僕は細かいのを持っていないと話すと

『嘘をつくな。財布を見せろ。警察呼ぶぞ！！』

仕方なく財布を見せると

『お金あるじゃないかお金を渡せ』

しかたなく５００ペソ札を渡そうとすると

『違う！！１０００ペソ札を出せ！！』

ただでは渡したくなかった僕は

『さっきは5ペソって言ってたじゃないか！！』

と声を荒げるも

『警察呼ぶぞ！！』

脅しに負け泣く泣く１０００ペソを渡した

管理人（サンプル）

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